CD-DA CD-ROM マスター

CD量産のマスター

CD大量生産の方式は大別して2種。
CDプレスとCDデュプリケーションがある事をご案内しておりますが、それぞれのマスターについてのページです。

CD-DA量産用マスター

■CD-DAのマスター制作時に予め確認しておく必要がある点と注意する点

アルバム設定

・アルバムタイトル
・アーティスト/演奏者
・作曲者
・UPC

UPC は Universal Product Code の略称です。この固有の番号は、一般的に製品のバーコードに近い用途があります。その一例としては、商業用オーディオ CD の販売の追跡が挙げられます。

トラック:1枚のCD-DAに収録できるトラック数は99です

・トラック名(曲名)
・ISRC

ISRC は International Standard Recording Code の略称です。ISRC では 12 桁のコードを使用して個別のオーディオ トラックを識別し、著作権使用料が適正に支払われることを支援しています。

・アーティスト/演奏者
・作曲者
・プリギャップ

プリギャップとは、通常ディスクの曲と曲の間に挿入されている無音部分です。市販のオーディオ CD では 2 秒間のプリギャップが曲の間に挿入されています。一般的な音楽ディスクをバックアップする場合は、2 秒間のプリギャップが適していますが、ライブ コンサートを書き込む場合には、プリギャップをゼロに設定してもいいかもしれません。

テキスト:再生環境により表示できない事があります

ヨーロッパ言語で 5,000 文字、2 バイト テキストで 2,500 文字の CD Text を含むことができます

CD-DA量産用マスター(CDプレスマスター)入稿方法

最近、CDプレスのマスターとしてCD-Rでの入稿を受け付けるCDプレス工場が増えました。とはいえ、CD-DAとして作成されたCD-Rをマスターにすると、ミックスダウンされた音源からAD変換⇒DA変換⇒AD変換の工程を経てスタンパを製作する為、多少の音質劣化が生じます。できるだけミックスダウン時の音源に近い状況でのAudio再生結果をえる為に、現在ではDDPでのマスター入稿が主流です。

参考:下表は受付できるマスター媒体で一覧です。

媒体 データ形式およびフォーマット 特徴
U-Maicテープ(3/4テープ) PQエンコード(*1)済のもの テープが高額
記録再生機材製造販売終了
PMCD(*2)
(Pre Master CD)
「CD用CD-Rマスタ運用基準」として1994.6.2に社団法人日本レコード協会が定めた仕様 専用ソフトとハードが必要、ハードウェアは既に製造販売完了
DDPファイル
(Disc Description Protocol)
圧縮ファイルのDDP.Ver2.0フォーマットに準拠するもの CD-DA用マスター物理的音質劣化無し
CD-R(WO) Disk at once(ディスクアットワンス)で書き込まれた、CD規格に準じたもの

手軽で安価
市販CD-Rで入稿可

*1 PQエンコード
CDがAudioCDとして機能する為の必要情報、トラックID / ISRC / POSの各コードが記録されたCDマスターデータ

*2 PMCD(プリマスターCD)
CDプレスの際に必要な情報全てを記録したCD-R(WO)
PMCDをマスターとして工場入稿する場合、CUE SHEET等の添付が求められる

PMCDに記録されるマスタ情報
ディスク情報 サブコード情報
発売会社名またはその略号 Pチャネル情報
レコード商品番号 Qチャネル情報
マスタディスク番号 POSコード情報(必要な場合)
マスタディスク作成年月日 ISRC情報
その他

社団法人日本レコード協会 「CD用CD-Rマスター運用基準」 より
https://www.riaj.or.jp/issue/ris/pdf/ris105.pdf

CD-Rデュプリケーション生産のマスター

CD-Rコピーの場合はプレスとは異なり、動作検証(CDプレーヤーで再生する事を確認)済みのCD-Rをマスターとしてご入稿願います。
他の方式でのご入稿は、コピーマスターを別途作成するため、高額な初期費用と1~2日の時間が必要となりますのでご注意願います。

CD-ROMマスター

CD-ROMのマスターを作成する際に注意する点は以下の点

CDRにデータを書込む際の注意

-基本-
書込みコンピュータと別のコンピュータでCDを利用する際はパケットライト(B’sClip等)ソフトは使用しない

-注意-
WindowsXPでブランクCD-Rを挿入すると開くダイヤログで「書込み可能なCDフォルダを開く エクスプローラ使用」を選択して書き込んだCDは、マスターとしては使用できません。

Windows7でも同様、自動再生で開くダイヤログの「ファイルをディスクに書込む:エクスプローラ使用」で書き込んだCDは、マスターとして使用できません。

  1. Disk at once(ディスクアットワンス)で書き込む。
  2. ディスク書込み後フィックス(追加書込みできない・クローズ・ファイナライズ)する。クローズされていないマスターをコピーのマスターとした場合、配布先で異なるデータを追記でき、その際に本来のデータを破損する場合があります。
  3. BurnProof、Justlink,BPRECなどの書き込み補助機能をOFFにして書き込む。
  4. 書込み時の電圧降下が無いように、書き込みに使用するPCの電源は蛸足にしない。
    (蛸足でなくてもコンセントの電圧が下がると書込み結果でエラーが発生します)
  5. 書込み速度に合ったディスクを使用し、基本的に20倍以上の速度は使用しない。
    8倍が推奨です。
  6. マスターCDのデータは694.48Mb未満(CD-DAの場合79分01秒未満)とする。
    原則650Mb未満(最大694.48Mb未満、CD-DAの場合79分01秒未満)
    ROMの場合、原則650Mb未満=オーディオプレーヤーにセット(再生してはいけません)した時の表示が78分58秒未満
  7. データCDの場合、ボリュームラベル・ファイル名・フォルダ名は基本的に半角英数文字を使用する。
  8. CD-RWはマスターとしては不適
    CD-RWでご入稿の場合は、再入稿頂くか、有償にてCDOTでマスターCDRを作成します。
  9. 完全マスターCD-Rで入稿。
    CDOTでマスターDISCに一切の追加作業を行う必要が無いCD-Rでご入稿ください。
    追加作業が必要となる場合、別途有償での対応となります。
  10. 納期が迫っている場合は、念のため2枚のマスターをご入稿下さい。

※フラッシュメモリーやCD/DVD/BDに書き込むデータのファイル名について。
・MacOSの場合、半角英数字で255文字
 http://support.apple.com/kb/TA20771?viewlocale=ja_JP
・Windowsの場合、フルパスで半角英数最大260文字 
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows/file-names-extensions-faq#1TC=windows-7
この使用可能文字以外を使用した場合には再生環境によっては文字化けしたり、文字数の制限をオーバーするとCD/DVD/BDの盤面印刷データやジャケット印刷データ等でリンクファイルがある場合等、リンク切れのエラーが発生します。

CD-DAとCD-ROM、双方のデータが混在したEnhanced CD

CD-DAのデータはWAV等の音源ファイル、CD-ROMのデータはそれぞれのデータ又はBackUpファイルを準備し、それぞれをCDライティングソフト(エンハンスドCD対応品)でコンテンツとして登録してマスターCDを書き出します。

・CD量産(複製:Replication)

ポリカーボネイトを成型して反射層と保護層を蒸着し、盤面の印刷をすれば完成です。

CDプレスの工程概要

マスターCDのイメージを書き込んだスタンパー

CDOTの製造委託先国内工場様では、均一な伸縮特性を持つ純度99.9999%ニッケルを素材として使用しています。
(一般にCDプレスのスタンパーは純度99.99%以上です)
高純度を実現するためのクリーンルームは病院の手術室以上。
※手術室はクリーン500、スタンパー生成ルームはクリーン100

このスタンパーを成型機に取り付けます。


成型機に高温で液体化したポリカーボネイトを流し込んでデータが記録されたDISCが出来上がります。


このDISCにアルミスパッタ(反射層)を貼付、コーティングをすればCD完成です。

CDプレスの生産場所による違い

CDOTは国内・海外のCDプレス工場と提携しています。
ここでは、CDプレスの国内生産と海外生産の相違点をご案内します。

  品質 納期 価格 特徴
CD
データ
盤面
印刷
ジャケット等
印刷 *1
アッセンブル仕上 *2 個別
相談
国内 超特急 △予約*3 特定工場のライン日程次第
通常 納期が安定
モニター 製作事例として紹介
海外*5 超特急 × × △通関*4 通関遅れのリスク有
通常 納期と予算のバランス最適
ゆっくり コストを極力抑えて
*1: 普段からお取引のある印刷会社さんがあれば、そこでご相談頂くことをお勧めします。印刷工場により同じデータでも仕上がりの色合いが異なります。
海外の印刷会社でのジャケット生産は多少コストが安くなりますが、印刷仕上がりの色合いがデザインイメージと異なる事があります。
普段CDジャケット用の型抜きをされていない印刷会社産の場合は、少々コスト高になる可能性はありますが、普段から意思疎通できている印刷会社さんであれば、デザインイメージ通りの仕上がりになるはずです。
特に印刷会社様のご指定が無い場合は、CDOTにてジャケット印刷も承ります。
この場合は、基本的にCDOT提携の国内印刷会社様での生産をご案内致します。
*2: 海外でのアッセンブルは低価格ですが輸送時にケースが破損するリスクが高く、輸送コストも高くなり、国内でのアッセンブルと価格的に大差が無くなるため国内工場でのアッセンブルをお勧めします。
*3: 超特急プレス対応工場の生産ラインを確保できればマスター15時までにお預かりから3営業日後にお届け(さらにお急ぎの場合は応相談)致します。
*4: マスター午前中お預かりから最短翌営業日夜空港にてバルクお渡し~5営業日後アッセンブル完了・出荷のプランです。
*5: 海外プレスの場合、紙ケースセット以外、Pケース等へのアッセンブルは、輸入コストを考慮するとトータルコストに大差が無くケース破損防止のため国内で行います。
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