CDプレス

CDプレスとは

CDを型を使って大量生産する方式、つまり型を複製・模写(Replication)する生産方式です。

CDプレスの概要

直径120mm厚み1.2mmの円盤上に、データのピットとランドを形成した型(スタンパー)を取り付けた射出成型機で、ポリカーボネイトを成型してCD盤を製作します。
成型された透明のポリカーボネイト円盤に反射層と保護層を蒸着し、保護層側に盤面のデザインを印刷して一般に目にするCDの完成です。

ITmediaさんのサイトでわかりやすく解説されています。
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0711/25/news001.html

CDプレス生産の流れ

・CDプレスのマスターをCD-Rで作成
注.DAO(Disc At Once)で書込む事

最近、CDプレスのマスターとしてCD-Rでの入稿を受け付けるCDプレス工場が増えましたが、当初は下記媒体でのマスター入稿が必要でした。

U-Maicテープ :3/4テープ
PMCD(※1) :Pre Master CD
DDPファイル  :Disc Description Protocol
※1 PMCD(プリマスターCD)
「CD用CD-Rマスタ運用基準」として1994.6.2に社団法人日本レコード協会が定めた仕様

・スタンパーを製作

マスターデータを読み込んで、ガラス表面にCDのデータになるピットとランド(凹凸)を作ります。
このガラススタンパから量産用スタンパーを生産します。

・CD量産(複製:Replication)

ポリカーボネイトを成型して反射層と保護層を蒸着し、盤面の印刷をすれば完成です。

CDプレスの工程概要

マスターCDのイメージを書き込んだスタンパー

CDOTの製造委託先国内工場様では、均一な伸縮特性を持つ純度99.9999%ニッケルを素材として使用しています。
(一般にCDプレスのスタンパーは純度99.99%以上です)
高純度を実現するためのクリーンルームは病院の手術室以上。
※手術室はクリーン500、スタンパー生成ルームはクリーン100

このスタンパーを成型機に取り付けます。


成型機に高温で液体化したポリカーボネイトを流し込んでデータが記録されたDISCが出来上がります。


このDISCにアルミスパッタ(反射層)を貼付、コーティングをすればCD完成です。

動画でもご覧ください。

CDプレスの生産場所による違い

CDOTは国内・海外のCDプレス工場と提携しています。
ここでは、CDプレスの国内生産と海外生産の相違点をご案内します。

  品質 納期 価格 特徴
CD
データ
盤面
印刷
ジャケット等
印刷 *1
アッセンブル仕上 *2 個別
相談
国内 超特急 △予約*3 特定工場のライン日程次第
通常 納期が安定
モニター 製作事例として紹介
海外*5 超特急 × × △通関*4 通関遅れのリスク有
通常 納期と予算のバランス最適
ゆっくり コストを極力抑えて
*1: 普段からお取引のある印刷会社さんがあれば、そこでご相談頂くことをお勧めします。印刷工場により同じデータでも仕上がりの色合いが異なります。
海外の印刷会社でのジャケット生産は多少コストが安くなりますが、印刷仕上がりの色合いがデザインイメージと異なる事があります。
普段CDジャケット用の型抜きをされていない印刷会社産の場合は、少々コスト高になる可能性はありますが、普段から意思疎通できている印刷会社さんであれば、デザインイメージ通りの仕上がりになるはずです。
特に印刷会社様のご指定が無い場合は、CDOTにてジャケット印刷も承ります。
この場合は、基本的にCDOT提携の国内印刷会社様での生産をご案内致します。
*2: 海外でのアッセンブルは低価格ですが輸送時にケースが破損するリスクが高く、輸送コストも高くなり、国内でのアッセンブルと価格的に大差が無くなるため国内工場でのアッセンブルをお勧めします。
*3: 超特急プレス対応工場の生産ラインを確保できればマスター15時までにお預かりから3営業日後にお届け(さらにお急ぎの場合は応相談)致します。
*4: マスター午前中お預かりから最短翌営業日夜空港にてバルクお渡し~5営業日後アッセンブル完了・出荷のプランです。
*5: 海外プレスの場合、紙ケースセット以外、Pケース等へのアッセンブルは、輸入コストを考慮するとトータルコストに大差が無くケース破損防止のため国内で行います。
サブコンテンツ

このページの先頭へ